尻別川産イトウ個体群(オビラメ)復元のための 稚魚放流についてのお知らせ

2007/8/27、2017/10/17

この放流会は終了しました。ご参加くださったみなさま、たいへんありがとうございました。

詳しい模様はオビラメの会ニューズレター29号をどうぞ。


各位

ひごろより「尻別川の未来を考えるオビラメの会」の活動にご理解とご協力をいただき、たいへんありがとうございます。

尻別川で絶滅の危機に瀕しているイトウ(サケ科、絶滅危機種)の野生個体群の復活を目指す当会は、住民のみなさまや北海道立水産孵化場をはじめとする研究機関、ならびに流域町村、後志支庁などの行政機関、報道機関のみなさま、さらに全国のサポーターのみなさまの多大なバックアップをいただきながら、人工孵化させたイトウを尻別川支流倶登山川流域に放流し、また自然復元のための取り組みを進めるなどして、ここをイトウたちの新しい繁殖拠点とする実験を重ねています。

今年5月、当会は3年ぶりに尻別イトウ親魚からの採卵に成功し、約2800匹のイトウ稚魚が生まれました。このうちの一部の稚魚たちを倶登山川流域に放つ「放流会」をきたる9月24日、下記要領で公開いたします。

どうぞご関心をお寄せいただき、お気軽にご参加くださいますようお願い申し上げます。

※尻別川の未来を考えるオビラメの会は、地球環境基金、パタゴニア日本支社のサポートを受けています。


尻別川産イトウ(オビラメ)稚魚放流会のスケジュール

集合場所(富士見橋)2007年9月24日(月曜、振替休日、雨天決行)
午前10時 尻別川本流「富士見橋」
右岸駐車場に集合
午前10時30分 放流場所(尻別川支流倶登
山川流域)に到着、放流
午前11時30分 放流終了
正午 富士見橋に帰着、解散


  • スケジュールは変更される可能性があります。あらかじめご了承ください。
  • イトウ放流地点の正確な位置は、当日集合後にご説明します。放流地点でイトウ乱獲が起きる危険を避けるためです。どうぞご理解ください。
  • 付近の農家の方にご迷惑をかけないよう、放流地点には数台のクルマに乗り合って移動します。

報道資料(pdf)

放流会のしおり(pdf)

3年ぶりに人工授精に成功しました めすの「ノリカ」から