尻別川圏域の川づくりについて(小樽土木現業所)

2006/11/6、2017/10/11

 このページは、2006年11月6日に開催された「第1回尻別川圏域河川整備計画検討委員会」(京極町)で委員と傍聴者に配付された資料『尻別川圏域の川づくり 尻別川圏域河川整備計画の策定(素案)【概要版】』(平成18年11月、北海道小樽土木現業所)から、抜粋しました。レイアウトは変更しています。


 尻別川圏域の川づくりをすすめるにあたり、次の2点について計画(案)を定めました。

河川整備のイメージ図

(1)河道改修計画

尻別川においては、河口から24.2kmまでの大臣管理区間の河道整備状況も踏まえ、圏域内の沿川の市街地および農地への洪水被害の防止・軽減を目的として、堤防、掘削、護岸等により水の流れる場所を大きくし、洪水時の水を安全に流します。
 同様に、この尻別川の整備目標にしたがって、支川においても、特に人口・資産が集中する市街地にかかる箇所、河道改修が遅れている箇所、実際に災害のあった箇所として、ルベシベ川、真狩川、オロッコ川およびワッカタサップ川の河道整備を行ない、人命・資産を洪水から守ります。

(2)自然環境の保全に配慮した川づくり

 河川の整備をおこなうにあたり、河川本来の自然環境に配慮し、みなさんの意見を聞きながら、圏域の特色を生かした川づくりを行ないます。

 河川整備は、特に以下の点に配慮して行ないます。

(1)山付林等の地形や既存築堤等を生かし、水際植生の保全と回復を図ります。

(2)治水上、支障のない範囲で極力河畔林を保全します。

(3)魚類の生息に配慮し、現況河床の保全または復元に努めます。


第1回尻別川圏域河川整備計画検討委員会の議事録要旨について(小樽土木現業所のサイトへ)


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