プロジェクト2001尻別川総点検/調査の概要
2001/9/3、2017/10/12
調査の概要
尻別川水系のうち、イトウが繁殖可能な環境を見つけだすのが目的です。「イトウが繁殖可能」であるためには、少なくとも次のような条件を満たしている必要があります。
- 支流であること。
- 本流からイトウ親魚が遡上可能な状態にあること
- きれいな水が流れていること。
- 産卵可能な河川構造であること。具体的には、淵-早瀬-平瀬が連続的に存在し、そのうち平瀬の部分の条件が「流速50~80センチ、水深20センチで、川底の小石の直径が3センチ前後」であれば、イトウの産卵に適しているといえます。
以上の条件付けは、江戸謙顕氏の講演録「尻別川イトウ個体群復元計画」に基づいています。
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