尻別川―野生イトウの生息南限

2022/01/12

オビラメペディア
絶滅危惧種イトウ
尻別川―野生イトウの生息南限
尻別川流域図
尻別川流域図

尻別川流路図尻別川のKMLファイル(3.5MB)です。アイコンをクリックしてダウンロードし、「グーグルマップ」「グーグルアース」などのアプリでファイルを開くと、尻別川の流路が表示されます。どうぞご利用ください。

国土数値情報ダウンロードサービス提供のデータを加工して作成しました。


尻別川水系尻別川

  • 幹川流路延長 126km
  • 流域面積 1,640km2
  • 流域内人口 約34,000人

羊蹄山の清水を集めた清流尻別川
尻別川は支笏湖流域との分水界となるフレ岳の西方に源を発し、 流域のほぼ中央にそびえる羊蹄山を大きく迂回し、幾多の支川を合流して日本海に注ぎます。流路延長126㎞、流域面積1,640 km2の後志地方最大の河川で、清澄で豊富な水は多様な生物の生息・生育環境を保全し、農耕地を潤し、狭窄部の激流は発電用水として利用され5町2村の人々の生活を支えてきた母なる川です。

※国土交通省/水管理・国土保全のページから


19世紀の尻別川の姿


尻別川のダムのリスト

名称 位置 工種 事業主体 設置年次 高さ 魚道設置年次
蘭越取水堰 蘭越町 発電用ダム 北海道電力 1951年 8.00m 1993年
昆布取水堰 蘭越町 発電用ダム 北海道電力 1938年 3.47m 1998年
王子第2発電所堰堤 ニセコ町 発電用ダム 王子製紙 1926年 5.76m 1999年
王子第1発電所堰堤 ニセコ町 発電用ダム 王子製紙 1923年 7.27m 2000年
比羅夫取水堰 ニセコ町 発電用ダム 北海道電力 1940年 5.00m 1999年
寒別取水堰 京極町 発電用ダム 北海道電力 1924年 4.40m 2000年
(名称なし) 京極町 落差工 小樽土現 不明 1.00m なし

出典「河川工作物調査結果の概要」(北海道後志支庁産業振興部水産課、2007)