尻別川のイトウを守るために/尻別川のイトウ保護政策を考える
2008/06/21, 2021/12/30
イトウ保護連絡協議会2008リレーフォーラムChapter2
【日時】 2008年6月21日(土曜)午後1時30分~3時
【会場】 ニセコ町民センター
プログラム
話題提供
1「オビラメの会の取り組み」(オビラメの会)
2「イトウ復元のための魚道づくり」(塩原達彦・北海道後志支庁農村振興課主幹)
3「希少種条例を尻別イトウ復元に役立てるには」(川村洋司・北海道立水産孵化場主任研究員)
4「尻別川生態系総合保全策の提案」(柳井清治・北海道工業大学教授)
ビデオ上映(「尻別イトウの再導入」)
討論「尻別イトウを守るために」(コーディネーター/藤原弘昭・オビラメの会会員)
【主催】 尻別川の未来を考えるオビラメの会
【共催】 イトウ保護連絡協議会
【後援】 北海道
【入場料】 無料
【主旨】「尻別川の未来を考えるオビラメの会」(会員数約80人、1996年設立)は、北海道尻別川に生息する「南限のイトウ」保護に取り組むNGOです。道内各地に生息するイトウですが、おかれている状況は地域個体群ごとに大きく異なり、尻別川個体群(オビラメ)はもはや絶滅寸前の状態にあることが、研究者の調査によって明らかにされています。このことを踏まえて当会は2001年に「オビラメ復活30年計画」を立案し、人工孵化稚魚を個体群復元の呼び水にする再導入実験を進めてきました。流域を広く利用する生活史をもつ本種個体群の復元には地域社会全体としての取り組みが求められることから、環境教育や広報活動、また新たな地域政策の研究・提案にも力を注いでいます。本フォーラムでは、再導入を軌道に乗せ、尻別川を再び「イトウの川」に戻すためにこれからどのような地域政策が必要かを、地域のみなさまとともに考える機会を提供したいと考えています。
★エクスカーション「イトウ稚魚放流会」
人工孵化させた尻別川産イトウの稚魚約500匹(一部はニセコ町立近藤小学校の児童のみなさんに育てていただきました)を、尻別川水系倶登山川に放流します。
【日時】 2008年6月21日(土曜)午前10時
【集合場所】 倶知安町・尻別川富士見橋駐車場
【主催】 尻別川の未来を考えるオビラメの会
【協力】 ニセコ町立近藤小学校
【参加料】 無料(直接集合場所にお越しください)
【持ち物】 長靴など河原に下りられる服装。